あがり症と対人恐怖

あがり症は対人恐怖症の一種とされています。

対人恐怖症とは、簡単に言うと、他人と接することに恐怖を覚え、避けようとする症状。
他人といっても、親しい人の前では症状が出ないことがほとんどです。

一口に対人恐怖症といっても、あがり症が含まれるように、ほかにもたくさんの症状があります。

顔が赤くなる赤面症に、汗をかく多汗症。
これらは顔が赤くなる、または汗をかくことそのものに対する恐怖を覚える赤面恐怖症、発汗恐怖症もあります。

また、これらすべてがあがり症と密接な関係にあります。


さらにあがり症には顔がひきつってしまう表情恐怖症に、手足が震える振戦恐怖症、果ては電話に出られない電話恐怖症や、笑ってはいけない場面で笑いたくなる失笑恐怖症、おならが出たらどうしようと考えるおなら恐怖症なども含まれます。

なんだか恐怖恐怖で辟易してしまいますね。
そもそも、どこまでが心理学用語なのかは、専門家以外にはあやふやです。

ともあれ、あがり症を含む対人恐怖症は、日本特有の症候群だとも言われています。
これは裏を返せば、日本人ならあがり症でもおかしくはないということ……と言ってしまっては言葉が過ぎるでしょうか。