あがり症~エピソード2~

子供の頃から恥ずかしがり屋でした。
知らない親戚の前で顔が赤くなり、「あらら照れてるの?可愛いわねえ」と言われたことは今でも忘れられません。

大人たちはみんな笑っていました。
今なら、それが微笑ましい光景だったから笑っていたのだとわかりますが、子供だったので馬鹿にされたと思い込んでしまいました。


それ以来、顔が赤くなると、また馬鹿にされるのではないかと怖くて仕方ありません。
大きくなるにつれて恥ずかしがり屋があがり症に変化していきました。
運動会、学芸会、どの写真も顔が真っ赤です。
大人になった今では立派なあがり症になってしまいました。

つい最近、電車の中で男性の足を踏んでしまいました。
すぐに謝ったのですが、あがり症ゆえに赤面してしまい、それを男性に大きな声でからかわれました。

車両中から笑い声が聞こえるような気がしました。
赤い顔を、あがり症を馬鹿にされているような気がして、いたたまれませんでした。

あがり症の代表的な症状である赤面症のメカニズムですが、いまだに解明されていない部分も多いのです。

ただ、一度赤面を馬鹿にされるとそれがトラウマとなってしまって赤面恐怖症、あがり症につながることがあるのはわかっています。